ルームエアコンのお手入れ方法
エアコンの仕組み
エアコンは、お部屋の暖かい空気を吸い込んで冷却フィン(熱交換器)に空気を通し熱交換器を空気が通り過ぎる間に、冷やしたり暖めたりします。
フィルターにホコリが溜まると、吸い込む空気の量が少なくなり、モーターにも負担がかかりお部屋を冷やすのに多くの電力が必要になります。
熱交換器も同様で、熱交換器にホコリが溜まると、熱交換器に触れる空気の量が少なくなり、お部屋を冷やすのに多くの電力が必要になります。
またエアコンは構造上どうしてもカビが発生しやすくなっています。
冷房やドライ運転をすると、熱交換器で空気を冷やしたとき水分が残り湿ったままだとカビが発生しやすい状態になります。エアコン内部のカビは、イヤな臭いだけでなく目に見えないバクテリアや様々な菌を吹き出し喘息や、アレルギーの原因にもなります。
使用して3年を経過しているエアコンは、エアコン分解クリーニングをお勧めします。
エアコンのお手入れ
フィルターはこまめに洗いましょう
- ホコリを掃除機で吸い取る
- キッチン近くのエアコンで油汚れが付着している場合は食器洗い用の中性洗剤と柔らかいブラシを使って汚れを落とします。
- 仕上げに、カビキラーなどのカビ取り剤で洗浄
- (フィルターの除菌消臭になります)
※2週間に1回の清掃が目安です!
内部の乾燥を心がけましょう
エアコン内部のカビは、結露が原因です。
内部乾燥機付きのエアコンでしたら、ぜひ使って内部を乾燥させてください。
機能が付いていない場合は、運転停止後の1時間ほど送風運転を行うと良いです。
室外機のチェック
室外機は、部屋の中の熱を、部屋の外に出す役割をしています。
室外機が直射日光などで高温になると効率が低下し電力も余分に必要になります。
日陰に設置するか、吹き出し口をふさがない様1mくらい離して日除けをしましょう。
室外機の周りには物を置かないようにし、
まめにお掃除をして風通しを良くしましょう。
ペットなどを飼っていらっしゃるお家では、室外機の熱交換器に毛が付着していることが多いので、時々チェックして取り除きましょう。