洗剤の種類と特徴
洗剤の種類と特徴を知ろう!
洗剤は一般的に、「中性」 「弱アルカリ性」 「アルカリ性」 「酸性」
の4つに分類され、それぞれ用途と使用方法が異なります。
お掃除箇所の材質や汚れ具合によって上手に使い分けましょう♪
液性 | (種類) 主な用途 | 特徴 |
中性 PH 6〜8 | (洗剤) 日常の掃除 食器洗い | 素材に優しく比較的安全な洗剤です。 頑固な汚れには向きませんが、日々のお手入れには最適な洗剤です。水拭きで取れない汚れなどに使用 安全ですが、使用後はしっかり水拭きしましょう。 (ママレモン、ジョイ、トイレマジックリン、バスマジックリンなど) |
弱アルカリ性 PH 9〜11 | (洗剤) 手垢 軽い油汚れ ヤニ汚れ | 洗剤の中で最も一般的な洗剤です。中性洗剤で落としきれない酸性(手あか油汚れなど)汚れに対して効果的。アルカリ成分の働きで、油・たんぱく質を分解します。肌がデリケートな方はゴム手袋の使用をオススメします。痛んだ塗装面やフッ素コートははげることもあり、目立たないところで試してから、使用してください。 (マイペット、ガラスクルー、ワイドマジックリン) |
(クレンザー) 手垢 軽い油汚れ ヤニ汚れ | 研磨剤の粒子により、物理的に汚れを削り落とします。クレンザーには粉末タイプ、クリームタイプ、半ねりタイプなどがあり、材質や汚れにあわせて選びます。光沢のあるものや、こびりついた汚れに対して使用。磨き方によっては、表面を傷つけたり光沢を損なう恐れがあります。 (ジフ、カネヨン、ホーミング) | |
アルカリ性 PH 11〜14 | (洗剤) 頑固な油汚れ 換気扇 レンジフード ガレージの 油汚れ | 頑固な油汚れを分解して落とす強力な洗剤です。お湯で希釈し、つけ置きする方法が一般的です。塗装がはがれたりする場合もありますので、使用時は、一度えない部分でテストすることをオススメします。ゴム手袋は忘れず使用してください。 使用後はすすぎを念入りに行い洗剤分を残さないようにしましょう。 マジックリン(油汚れ)、カビキラー(カビ取り剤) パイプマン(パイプ洗浄剤) |
(漂白剤) 塩素系 | 主成分:次亜塩素酸ナトリウム お風呂のカビ取り台所の漂白など除菌・消臭効果あり.。酸性洗剤が混合すると、有毒な塩素ガスが発生し危険! (キッチンハイター、ブライト、カビキラー) | |
酸素系 | 主成分:化炭酸ナトリウム 色物の洗濯用漂白剤 色つきビニールクロスのカビ取り (カネヨブリーチ、カラーブライト、液体ワイドハイター) | |
還元 | 主成分:二酸化チオ尿素 鉄分による黄ばみやサビの除去 お湯との併用で効果を発揮! (ハイドロハイター) | |
酸性 PH 1〜3 | (洗剤) 便器の尿石 水あか 鉄サビ 石けんカス | 便器の尿石、水あかなどアルカリの汚れに使用。 洗剤の性質上、効果に即効性がないので、シップして時間をおいた後にブラッシングして汚れを落としていきます。酸性洗剤は鉄を錆びさせたり、コンクリートやタイルの目地、大理石、テラゾ、繊維類を傷めますので、使用対象には注意が必要です。 (サンポール、ルックトイレの洗剤) |
溶剤 | マジックの 落書 口紅汚れ | 汚れを溶かす働きが溶剤、油汚れに強い溶解力を発揮する。 プラスチックを溶かすことや、引火性や有毒性があるので要注意! (ベンジン、シンナー) |